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ご葬儀について


一般葬?家族葬?親族、近所付き合いの有無や程度、費用等を総合的に考え選ぶ必要があります。

 家族葬は、費用の負担が軽くなると考えて選択されることが多いですが、一般葬と家族葬にかかる費用、香典や弔慰金を総合的に考えると、必ずしも家族葬が低額であるとはいえません。

 エンディングノートに葬儀の希望を書くこともあるそうですが、「家族葬をしてほしい・・・」という希望をかなえることによって、近所付き合いの多い地域では、遺族が肩身の狭い思いをすることがあります。

 自分の葬儀のことは家族に任せませんか?

一般葬

葬儀場などで葬儀を執り行い、火葬する。身内の方を始め、ご近所にお住まいの方や、故人の勤められていた会社の方々など、故人と生前に関係のある方も参列される。

メリット

ごく一般的な葬儀の形式。親しくしていた方が亡くなった場合、誰でも参列して最後のお別れをすることができる。

デメリット
  1. 大勢の方がいらっしゃるため、会葬礼状や香典返しの用意が必要。
  2. 葬儀社との打ち合わせや弔問客の対応に追われ、ゆっくり故人とのお別れをすることができないことがある。
  3. 多くの列席者様が来られるため、看板や駐車場の準備なども必要で、葬儀場での費用が高額になることがある。

家族葬

葬儀場などで葬儀を執り行い、火葬する。近親者だけで葬儀を行い火葬すること。小規模な葬儀全般を指すものであり、必ずしも家族や身内以外は呼ばない、とするものではない。

メリット
  1. 少人数で行なうため、葬儀の際の人件費や葬儀場の設備費用が抑えられるため、費用は安く済む場合がある。
  2.  弔問客に挨拶したり余計な気を使う必要がなく、ゆっくりお別れができる。
デメリット
  1. 近所付き合いの蜜な地域の場合、近所の方の対応が難しい。後で苦言を呈されることもある。
  2. 葬儀に参列しなかった方がばらばらにお別れにいらっしゃることがあり対応が必要。
  3. 香典や弔慰金を辞退するケースが多く、葬儀費用のほとんどが自己負担となる。それを考えると、一般葬を執り行ったほうが葬儀費用と香典の相殺ができるため負担が軽くなる場合もある。

直葬

葬儀場などで葬儀は行なわず、火葬のみ。火葬場で読経のみ行なう場合もある。費用は一般葬や家族葬に比べると定額であるが、霊柩車、ドライアイス、火葬までの安置、棺、骨壷など、15万円~20万円は必要。

密葬

葬儀場などで葬儀→火葬→後日、ホールなどで本葬すること。